鈴木みのる「いつまでも猪木、猪木、うるせー」　毒舌全開も猪木イズム継承宣言

2023年01月05日 04:40

格闘技

鈴木みのる「いつまでも猪木、猪木、うるせー」　毒舌全開も猪木イズム継承宣言 — 試合後、「1、2、3、ダァー！」を決める（左から）鈴木、藤波、タイガーマスク（新日本プロレス提供写真） Photo By 提供写真

【アントニオ猪木メモリアル30分1本 ●タイガーマスク・鈴木みのる・藤波辰爾　9分10秒　エビ固め　永田裕志・小島聡・真壁刀義○ （ 2023年1月4日東京ドーム）】 89年3月に猪木さんと第1試合で対戦したことがある鈴木みのる（当時は鈴木実）は毒舌全開でメッセージを送った。

　試合後に「あんまり思い出とか持っていない」と無関心を装い「アントニオ猪木は死んだんだ！もういね～んだ！いつまでも猪木、猪木、うるせー」とばっさり。それでも54歳は「でも大丈夫だ。オレがまだ生きている。オレがまだプロレスラーとして生きている。以上」と荒々しく猪木イズム継承を宣言した。

　▼小島聡　猪木さんの冠がついた試合に出られて本当にありがたいと思います。出場メンバーの中で一番猪木さんと縁遠い人間ですが、（闘魂）タオルも持って参加させてもらった。忘れられない一日になりました。

　▼永田裕志　今日の試合をもし会長が見られていたら私が代表して「バカヤロー！」と言われたんじゃないかと。会長は選手全員に何か言いたい時はいつも私を怒鳴り散らして説教することで「闘いとは」「闘魂とは」を教えてくれた存在でした。

　▼タイガーマスク　亡くなってしまっても猪木さんの闘魂は、新日本にいる以上は選手が背負わなくてはいけない運命だと思っています。いつ何時何があるか分からないのがプロレスだと思いました。負けて言うのもあれなんですけど、この試合は非常に感慨深いものがあります。