【RIZIN】“路上の伝説”朝倉未来 29日1年4カ月ぶりMMA復帰!過去一番の強さで存在感証明へ

2023年04月29日 07:00

格闘技

【RIZIN】“路上の伝説”朝倉未来 29日1年4カ月ぶりMMA復帰!過去一番の強さで存在感証明へ
朝倉未来 Photo By スポニチ
 “路上の伝説”がMMAに帰ってくる。29日に開催される「RIZIN LANDMARK5」(代々木第一体育館)で朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が1年4カ月ぶりにMMAの試合に臨む。
 未来は少年時代から極真空手や相撲を習って身体を鍛えていた。小学校高学年の時点で年上の不良たちと喧嘩をしていた。中学生時代にはストリートファイトに明け暮れて、16歳の時にバイクの無免許運転で少年院に収容。退院後に格闘家を志し、名古屋の地下格闘技や「DEEP」への参戦後に13年から弟・海とともに「THE OUTSIDER」に参戦。15年にTHE OUTSIDER史上初の2階級制覇。

 その後、韓国の格闘技イベント「ROAD FC」に参戦を経て、18年に「RIZIN」に参戦。初戦から元UFCファイターの日沖発からKO勝利を飾り、いきなりインパクトを残した。

 ここから連勝街道を歩み、20年11月に初代RIZINフェザー級王座決定戦で斎藤裕と対戦したが判定負けで王座獲得に失敗。再起戦となった同年大みそかの「RIZIN.26」には元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志に1回KO勝利を収めた。しかし21年6月の「RIZIN.28」でクレベル・コイケに2回に三角締めで自身初の失神一本負け。

 同年10月の「RIZIN LANDMARK」で萩原京平に判定勝利を収めて再起戦を飾った。大みそかの「RIZIN.33」では斎藤に判定勝利を収めてリベンジも果たした。

 22年はビッグイベントに臨んだ。同年9月に開催された「超RIZIN」でプロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとボクシングルールに基づいたエキシビションマッチで対戦。公式記録には残らないが人生初のTKO負けを喫した。試合後は試合のダメージも含めて頭痛を訴え、同年大みそかの「RIZIN.40」を欠場。22年は結果的には、1試合もMMAの試合をせずに1年を終えることになった。

 1年4カ月ぶりのMMA復帰戦の相手は、元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎。メイウェザー戦のためにボクシング強化もあったため「明らかに強くなっている実感があるので必ず2ラウンド以内にKOします」とKO決着を予告。「普通に戦えば俺が勝つと思います」と復帰戦へ自信満々だ。

 牛久戦後は海外遠征も示唆。「海外へ練習に行きたい。それこそ海が行っているような、アメリカとかに行ってやりたい」と弟・海の海外修行が未来の刺激になっていた。

 ファンの中では、同大会に出場する平本蓮との対戦を期待する声が挙がっている。しかし平本の存在は眼中にない。「俺と斎藤選手と牛久選手と同時にアイツも発表されたけど一人だけ全然レベルが違う。それを分かってないから一人だけ可哀想な結末になる」と今回のダブルイベントでレベルの差が明らかになると示唆した。

 さらに「俺はそもそもクレベルとやりたいし、アイツを早く倒したい。結構自信あるんですよね。あいつ調子乗っているので、ボコボコにしたいな」と自身初の失神一本負け喫したフェザー級王者のクレベル・コイケへのリベンジに燃えている。

 久々のMMAで過去一番の強さを見せて、RIZINフェザー級で存在感を証明する。

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