元日本王者の石田匠 「何が何でも勝つ」6・11WBA世界バンタム級挑戦者決定戦出場

2023年06月03日 15:48

格闘技

元日本王者の石田匠 「何が何でも勝つ」6・11WBA世界バンタム級挑戦者決定戦出場
石田匠が出場するWBA世界バンタム級挑戦者決定戦をメインイベントに据えた興行のポスター Photo By スポニチ
 プロボクシング元日本スーパーフライ級王者で、WBA世界バンタム級3位の石田匠(31=井岡)が同級4位のビクター・サンティリャン(27=ドミニカ共和国)と11日に住吉区民センターで同級挑戦者決定戦を行うことを3日、所属ジムが発表した。
 石田は17年に英国でWBA世界スーパーフライ級王座に挑戦し王者カリド・ヤファイ(英国)に判定負けしてプロ初黒星を喫した。それ以来の世界挑戦を目指し、バンタム級で挑戦者決定戦に臨む。「チャンスをつくってもらえたので、何が何でも絶対に勝つという気持ち。どう表現したら当てはまるのか分からないほど、モチベーションは高まっている。(試合の正式決定は最近だが)2カ月ぐらい前から、この話を聞いていたので、しっかり準備してきた。調整に問題はない。今までで一番と言えるコンディション」

 相手は13勝(5KO)無敗のサウスポー。左構えとのスパーリングを十分にこなしたという。「映像を見た感じでは、かみ合うと思う。僕と似たようなタイプのボクサーファイター。やりやすいし、自分のボクシングを出し切れば大丈夫」と自信を示した。

 21年12月には元世界3階級王者の田中恒成(畑中)にノンタイトル10回戦で判定負けを喫した。22年はフィリピン選手を相手に3連勝と勢いを取り戻した。「世界チャンピオンになるためにボクシングをやっている。ここは通過点。ここで勝って井上拓真選手からベルトを奪います」。31歳が闘志を燃やしている。

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