保田克也が涙、涙のWBOAP新王者! 12戦目での初タイトルに「めちゃくちゃうれしい」

2023年06月03日 21:51

格闘技

保田克也が涙、涙のWBOAP新王者! 12戦目での初タイトルに「めちゃくちゃうれしい」
WBOアジア・パシフィック王者となった保田 Photo By スポニチ
 プロボクシングWBOアジア・パシフィックライト級王座決定戦12回戦が3日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位の保田克也(31=大橋)が同級2位のアピチェット・ペッチマネー(33=タイ)を12回判定で下し新王者となった。ベルトを手にし、リング上で目を赤くした保田は「ベルトをもらって泣かない人っているんですかね?めちゃくちゃうれしいです」とプロ12戦目での初タイトルに笑顔がはじけた。
 4回に右フックでダウンを奪うも、その直後にカウンターの右ストレートを被弾してダウン。終盤は、頭を下げて密着する相手に苦戦しながら、単発の左を何度も当てポイントをかせいだ。「近くでのボディブローが流れてたら危なかった。遠い距離で当ててたのは自分だと思っていたけど…ボクシングって難しいですね。もっと近くでコツコツ当てないと」と腫れ上がった顔で反省した。

 13年国体でライトウエルター級制覇を果たすなど、アマ64勝(30KO)12敗の実績を持つ。17年8月にプロデビューから8連勝していたが、昨年2月に仲里周磨(26=オキナワ)に8回判定負けを喫しプロ初黒星。試合後、保田は「マッチメークとかもあると思うので、難しいかもしれないですけど…」としながら「僕としては負けたままでは終われない思いはある」と名前こそ出さなかったが仲里との再戦へ意欲を示した。

 「チャンピオンになってもまだまだ弱い方。この試合で足りないところ見つかったので克服して頑張っていきたい」と初タイトルにも慢心はなかった。

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