京口紘人 フライ級転向初戦を振り返り「よくいえば完勝だったけど…」 年末から来年にタイトルマッチ視野

2023年06月03日 19:16

格闘技

京口紘人 フライ級転向初戦を振り返り「よくいえば完勝だったけど…」 年末から来年にタイトルマッチ視野
京口紘人 Photo By スポニチ
 前WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(29=ワタナベ)が3日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。フライ級転向初戦を振り返った上で今後について言及した。
 昨年11月のWBA&WBCライトフライ級王座統一戦で寺地拳四朗にプロ初黒星を喫して王座陥落した京口。今年に入ってフライ級転向を明言した。約6カ月ぶりの再起戦となった5月20日のフライ級初戦は10回判定3―0で完勝を収めた。

 「自分の中で課題やいろいろ試したかったのがテーマだった。よくいえば完勝だったけど、悪くいえば慎重になりすぎて見てる時間が長かった」と試合を振り返った。

 その上で「今回の試合で階級上げたから違いは感じなかった。相手もフライ級の中では大きな相手ではなかったから、フライ級のトップ選手と渡り合えるかは不確かな感じ。でも自分の中でフライ級に上げて、体の馬力は上がったと思うけど機動力を生かせなかった」と今後への課題を口にした。

 そして試合中に拳を負傷したが、日常生活には問題がないという。「骨は大丈夫。衝撃があると痛みがあるから、まだパンチは打ってないけど。でも安静して練習は再開してます」と話した。

 次戦は秋ごろを予定。年末から来年にはタイトルマッチも視野に入れているようだ。「今年で30になるし、自分の中では最終章なので焦らずポカせんようにと思ってます。「WBCフライ級7位にランクインしたから狙うなら緑のベルト。自分の一番好きなベルトだからチャンスが来てほしい」と日本人7人目の世界3階級制覇へ意気込んだ。

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