【3150FIGHT SURVIVAL vol.6 ( 2023年6月10日 エディオンアリーナ大阪第2競技場 )】
2部興行の後半「vol.6」のメインで134ポンド(60・7キロ)契約10回戦が行われ、WBOアジアパシフィック(AP)スーパーフェザー級王者で、同級世界ランクのWBC8位、WBO9位につける力石政法(29=緑)はリカルド・ヌニェス(29=パナマ)に3回2分16秒、KOで勝利した。
相手のヌニェスは19年7月にWBA同級スーパー王者ガーボンタ・デービス(米国)に挑戦(2回TKO負け)した経験を持つ右構えで試合までの戦績は23勝(21KO)5敗。力石いわく「首が長くて、ひょいひょいと(かわされて)パンチを当てにくいタイプ」で立ち上がりは「後手回った」という。距離を詰めてくる相手に対し、下がらず近い距離で応戦。2回に右ボディーを数発ヒット。続く3回に左ボディーを効かせて10カウントを聞かせた。「セコンドから“腹を狙え”という指示通り。内容は(100点満点中)10点だけど、最後に倒せて良かった」と胸をなで下ろした。
今後については「名前、実績があるナバレッテとやりたい」とWBO王者の名を挙げた。このボクシングイベントを手がける元世界3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーは「世界戦を組むから」と応じた。