東洋太平洋フェザー級王者・堤駿斗 10・13に“ドミニカの黒豹”と無敗対戦「自分の殻を破る分岐点に」

2023年08月25日 14:33

格闘技

東洋太平洋フェザー級王者・堤駿斗 10・13に“ドミニカの黒豹”と無敗対戦「自分の殻を破る分岐点に」
次戦の発表会見で意気込む堤 Photo By スポニチ
 アマ13冠で東洋太平洋フェザー級王者の堤駿斗(24=志成)が10月13日に東京・後楽園ホールで同級10回戦を行うことが25日、発表された。
 11勝9KOの“ドミニカの黒豹(ひょう)”ことルイス・モンシオン・ベンチャーラ(24=ドミニカ共和国)を迎え撃つ堤はこの日、都内のジムで発表会見に臨み「初めての中南米の選手。これから世界の選手とやっていく上で、1つ目のテストマッチになると思っている。良い勝ち方をして次につなげたい」と無敗同士の対決に意欲を示した。

 5月に行われた同級王座決定戦でジョー・サンティシマ(27=フィリピン)に3―0判定で勝利し、国内最速となるプロ3戦目で東洋太平洋王座を獲得。それでもこれまでの3戦全て判定勝ちという結果には満足していない。「プロ3戦もして8オンスの攻防にも慣れてきた。(次戦が)自分の殻を破る分岐点になると位置づけている。倒すことにこだわりたい」とプロ初のKO決着に意欲。これまで強打を誇る相手と戦ってきただけに「恐怖心があった。安パイに戦っていた部分もあった」と振り返りながら「これまでの反省を今回の試合にぶつけたい。今までの自分とは違う姿を見せる」と強い決意をにじませた。

 28日から米ラスベガスでイスマエル・サラス・トレーナーの下、スパーリング合宿を開始。「(練習用の)14オンスのグローブでもスパーリングから相手を倒せるような見せ場をつくらないと。いろんな方に興味を持ってもらえるような選手になりたい」とさらなる飛躍を誓った。

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