亀田和毅　7日IBF世界フェザー級2位決定戦へ「パワーと展開力を見て」父・史郎氏はサブセコンド

2023年10月05日 18:03

格闘技

亀田和毅　7日IBF世界フェザー級2位決定戦へ「パワーと展開力を見て」父・史郎氏はサブセコンド — 会見を行った亀田和毅（右）と亀田興毅氏 Photo By スポニチ

【プロボクシング　3150　FIGHT　Vol.7　IBF世界フェザー級2位決定戦12回戦（ 2023年10月7日東京・大田区総合体育館）】 7日のIBF世界フェザー級2位決定戦に臨む、元世界2階級制覇王者・亀田和毅（32＝TMK）が5日、都内のワタナベジムで取材に応じた。同級8位レラト・ドラミニ（29＝南アフリカ）との一戦へ「ケガなく順調に仕上がった」とアピールした。

　次戦はスーパーバンタム級からフェザー級に転向して迎える初戦。計量前日ということもあり、この日予定されていた公開練習は行わなかったが、専属フィジカルトレーナーによる肉体強化に自信を示した和毅は「いいトレーニングができた。スピードに加わった、パワーと展開力を見てもらいたい」と口にした。

　この試合で亀田3兄弟の父・史郎氏がセコンドに復帰する。国内では07年10月に次男・大毅が王者の内藤大助に敗れたWBC世界フライ級タイトルマッチ以来16年ぶりとなり「親父はサブ（セコンド）に入るが、やることはもう決まってる。問題はない」と平常心を見せる。

　また重岡兄弟のダブル世界戦でメインを務めることにも「メインだろうがセミだろうが、お客さんに満足してもらえるようなボクシングをするだけ」と和毅。プロモーターの亀田興毅氏によるとIBFのスーパーバイザーも来日し、世界戦と同じ形式で行われるという。興毅氏は「和毅のネームバリューなどを考えた結果メインに選んだ。フェザー級で世界ランカーとどういう試合をするか。内容次第では世界の方に向けることになる」と話した。