【RIZIN】開始25秒の因縁対決…堀口恭司の完勝か、神龍誠の世代交代か フライ級王座決定戦で激突

2023年12月28日 07:10

格闘技

【RIZIN】開始25秒の因縁対決…堀口恭司の完勝か、神龍誠の世代交代か フライ級王座決定戦で激突
堀口恭司と神龍誠(右) Photo By スポニチ
 格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)が31日に開催される。メインイベントのRIZIN初代フライ級王座決定戦で堀口恭司(アメリカン・トップ・チーム)と神龍誠(神龍ワールドジム)が対戦する。
 両者は7月30日の「超RIZIN2」でベラトールフライ級王座決定戦で対戦。しかし開始25秒で堀口の左のパンチがアイポークの形で神龍の右目に入ってしまった。試合が一時中断。神龍は目の回復を図るも、ドクターの判断で試合続行不可能と判断されて、ノーコンテストで試合が終了となった。

 試合直後に堀口はバックステージで「F×××!」とFワードと呼ばれる不適切用語を言い放って苦笑いした。

 RIZINの公式YouTubeチャンネルの動画でも「俺の場合は何が何でもやるんで、あの試合出来たでしょと思ったんで、あそこで止めちゃうと格闘家ではないんじゃないかなと思っちゃいますよね」と私見を述べた。

 そして神龍とのリマッチのオファーに文句を言いつつも「普通にいいっすよ」と受諾したという。「しっかりぶっ飛ばして勝つ」と完勝宣言。

 神龍の印象については「勢いが良いところじゃないですか。若いんで怖さを知らないんで、逆にそこが弱さでもありますね。何もわからないんでがむしゃらにいっちゃう」と語った。

 今回はRIZINがフライ級のベルトを新設。「自分が巻かないと盛り上がらないと思うので、しっかり巻きにいきたいと思います。」と意気込んだ上で、「まだ取ってないベルトもあるので、そこをしっかり目指して“世界一”強いんだぞというのを見せたい。“日本人も世界のベルトを巻けるんだぞ”って所を見せたい」と世界最強のベルトを巻きにいくことを誓った。

 一方、神龍はRIZINの公式YouTubeチャンネルの動画で「試合が止まる時に野次が聞こえて“やらなきゃいけない”ってなったのは覚えてます。みんな声を聞いた時に“プロじゃない”と思った」と試合後には引きこもりになったと告白。そして「僕の人生の中でデカかったですね」と当時の心境を吐露した。

 その中で堀口とのリマッチが決定。「世界含めて、堀口選手が一番強いと思いますね。俺はフライ級世界最強を決めるのはRIZIN だと思います。だからここで世界チャンピオンになると思います」と意気込んだ。

 前回の25秒間に堀口のスピードを感じられたという。「堀口選手だけ攻撃を出してくれて、僕は何も出さなかった。だから僕の方が優勢になったんじゃないかなと思います。僕は若いので成長する。また別人になっている」と語った上で「僕が勝たないと、日本MMAの未来がないんですよ。堀口選手が勝ってその先に何があるんですか?33歳でベルト獲ってちょっとずつ落ちてって負けてより、今俺が堀口選手を超える事に意味があると思います。今回は頂点を決める戦いなので、スピードや技術や根性など全て含めたMMAを見せられると思う」と日本MMAの世代交代を狙う。

 25秒で終わった7月の続きは“Made in japan”の完勝か“国内フライ級最強”の世代交代か。大みそかはどんな結末が待っているのか大きな注目が集まる。

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