エストラダ 次戦は来年2月にバンタム級か 井岡戦年内消滅は「ビジネス上の食い違い」

2023年12月28日 15:39

格闘技

エストラダ 次戦は来年2月にバンタム級か 井岡戦年内消滅は「ビジネス上の食い違い」
<ホスベル・ペレス公開練習>公開練習を行ったホスベル・ペレス(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【プロボクシング WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ ( 2023年12月31日    東京・大田区総合体育館 )】 プロボクシング世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(34=志成)と対戦する、WBA同級6位ホスベル・ペレス(28=ベネズエラ)が28日、都内のジムで練習を公開した。
 メキシコで約1カ月半の高地トレーニングを経て27日に来日したペレスは「体調はとてもいい。完全なる練習を積み重ねてきた。100パーセント、いいえ1000パーセントと言えると思う」と万全をアピール。この日の練習では縄跳び、シャドー、ミット打ちで軽快な動きを披露した。

 またこのメキシコ合宿からは、これまで井岡が対戦を熱望してきたWBC同級王者ファン・フランシスコ・エストラダのチーフトレーナーを務めるホセ・アルフレド・カバジェロ氏を招へい。「メキシコでとてもいい結果を出しているトレーナーだと判断し、ポテンシャルを感じたので彼にオファーをした」とペレス。「短期間だが、いくつかの部分をよくするために指導を受けた。井岡の左に対して打ち合う練習をしてきた」とアピールした。

 一方で今回の大みそかで井岡とエストラダの対戦交渉が決裂したことについて、マネジャーも兼務するカバジェロ・トレーナーは「ビジネス上の食い違いで我々の陣営の問題だった。エストラダは(井岡と)やりたがっていたが仕方ない」と説明。また同王者が来年2月にバンタム級でノンタイトル戦を行う可能性も明かした上で「来年、再来年に階級を上げるかもしれないが今はまだ」と同級転級は否定した。

 昨年大みそかの井岡―フランコ戦では来日し、現地観戦していたエストラダだが「今年は来ない。メキシコでトレーニングしている」と同トレーナーは話した。

おすすめテーマ

2023年12月28日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム