11月5日に新宿FACEで開催する初代タイガーマスクが主催する「ストロングスタイルプロレスVol31」の対戦カード会見が行われた。会見の冒頭で新間寿会長が「凶器をリングサイドに置いて、それを使うプロレスはストロングスタイルとは言えない。ふざけている」と苦言を呈した。
この苦言に試合の当事者だったジャガー横田が反応。もともとマッチメークも含めて相談役だったが、戦う相手にオファーを出すことなどに違和感を感じていた。現役にこだわるジャガーは「相談役は辞める。今日限りで終わりにしたい」と退任を表明。ただ、「オファーがあればストロングスタイルプロレスのリングに立つ」と試合をすることには納得していた。平井丈雅代表は「ジャガーさんの気持ちを尊重したい」と退任をしぶしぶ承諾。相談役を退任したジャガーは11月5日の新宿大会ではSareeeと組んでタイガー・クイーン、薮下めぐみ組と対戦が決まった。
会見終了のあいさつでは新間会長が「今年いっぱいでプロレス界から引退する」とジャガーに触発されたのか引退表明。混とんとするストロングスタイルプロレス。いったいどうなってしまうのか心配だ。