恒成 判定負けで王座陥落「悔しさしか残らない」 今後については「今は考えられない」
2024年10月15日 04:20
格闘技
▽カフ―田中VTR 田中は序盤は細かく左右のワンツーを当てた。ただ5回にカウンターの右フックでダウンを喫し、戦況が変わった。7回に接近戦でのボディー打ちで活路を見いだしたが、終盤は疲労からかパンチに切れがなく接戦を落とした。カフは左フックの強振で田中の速さに対抗。被弾後も崩れる場面はなく、しっかり打ち返して有効打を重ねた。
◇田中 恒成(たなか・こうせい)1995年(平7)6月15日生まれ、岐阜県多治見市出身の29歳。小5から競技を始め、中京高で4冠。高3の13年11月プロデビュー。全てWBOで15年5月にミニマム級、16年12月にライトフライ級、18年9月にフライ級の世界王座を獲得し世界最速タイの12戦目で3階級制覇を達成。20年大みそか、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔にTKO負けしプロ初黒星。今年2月にプロ21戦目の決定戦で世界最速4階級制覇。身長1メートル64の右ボクサーファイター。