水川あさみ 15歳の主演女優・三宅朱莉を絶賛「立ってるだけで存在感があるのが素晴らしい」
2024年04月20日 15:58
芸能
奈良県吉野・川上村に実在する老舗旅館を舞台に、変化を迎えた家族の時間を美しく描く本作。村瀬監督の長編商業映画デビュー作で、期待の新人女優・三宅が映画初主演を務める。
水川は「撮影時とはめちゃくちゃ大きくなって」と三宅の成長を感じているとしみじみ。共演を経て「とてもフレッシュで、そこにいるっていう素晴らしさをお芝居しながら。立ってるだけで存在感があるのが素晴らしいな。フレッシュだからできること。私たちにはもうできない」と感想を伝えた。
川上村に監督自ら単独で長期滞在。現地の人々との交流から作品のインスピレーションを得て、どこか懐かしく、親しみのある目線で「家族の物語」を描いた。この時代だからこそ残したい”時間”が丁寧に切り取られて映し出され、ブルガリアのソフィア国際映画祭メイン部門インターナショナルコンペティションにも選出された。
水川は釜山での舞台あいさつで「本当に泣きそうになった」と告白。現地の若き映画クリエーターの「質問の深さ、映画への見方が日本とはちょっとちがう。上を言っていると感じた」といい、「映画に携わる私たちの課題」とかみしめていた。