共産・田村委員長 自民裏金事件「安倍派会計責任者の裁判で幹部からの指示…個人の問題でなく組織的犯罪」

2024年10月13日 10:21

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共産・田村委員長 自民裏金事件「安倍派会計責任者の裁判で幹部からの指示…個人の問題でなく組織的犯罪」
共産党・田村智子委員長 Photo By スポニチ
 衆院選(15日公示、27日投開票)を控え、与野党7党首が13日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演。田村智子共産党委員長は、自民党の裏金議員の公認問題について言及した。
 自民党は衆院選で、派閥裏金事件に関係した裏金議員49人のうち、12人が非公認、34人の比例重複を認めないことを決めた。

 9日の党首討論で石破茂首相(自民党総裁)は「主権者たる国民の皆さま方がご判断をされた場合には、それは公認するということはございます」と述べ、当選すれば追加公認する考えを示している。

 田村氏は「この問題の根本的な問題は、組織的な大犯罪だという認識を石破首相自身が欠いているということだと思うんですね。裏金を暴いた新聞赤旗が日本ジャーナリスト会議(JCJ)からJCJ大賞を受賞しましたけれども、受賞理由は、この裏金が政治的大犯罪だということを暴いたことにあると言われたんですね」と指摘。「安倍派の会計責任者の裁判を見ても、幹部からの指示があって裏金づくりが続けられたと。派閥丸ごと、しかも自民党のすべての派閥、政治資金収支報告書の不記載があり、それが裏金になったと確定できるものも疑惑も次々と起きている。これは自民党の組織的な問題なんですよ。そこに対する反省を欠いて、個人のスキャンダル問題にしている。これが問題だと思います」と自身の見解を述べた。

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