渡部篤郎 「いろんなことを教えてくれました」超大物監督とのランチの思い出 「穏やかでとても」
2024年10月13日 14:24
芸能
通い始めたきっかけは「30年ほど前に伊丹十三監督の映画に出させていただいた時に」1997年に他界した伊丹さんがよく通っていた店だったため「伊丹さんから行かないかって、結構電話とかがかかって来て。でお昼に行って」「結構そこで2人でランチしてて」と回顧した。
当時渡部は25歳ぐらいだったが、ランチの際は「別に何か映画のことを話すわけじゃないんですよ。ただいて何気ない普通の会話をしているんですけれども、素敵な大人っていうのかな、見てて小さい自分でも分かるっていう、こういう大人になりたいなっていうのがあって。穏やかでとても」といった雰囲気であったとした。
そのため「目線を下げてくれるっていう感じじゃないんですよね、本当に同じ目線でいてくれる人っていうかなあ。いろんなことを教えてくれましたね。たたずまいとかそういうことをね」としみじみと振り返った。
MCの「極楽とんぼ」加藤浩次が「渡部さん、いろんな映画出られたと思いますけど、伊丹十三監督っていうのはやっぱちょっと違いましたか」と尋ねると、渡部は伊丹さんは映画ではパトカーの柄を自らデザイン、車のナンバープレートを自作し、ガードレースも隠して撮影するなど細部までこだわっていたと明かした。加藤が「美意識めっちゃ高いんだ!」と感心すると、渡部は「そう」と目を細めた。