フェブラリーSでG1初制覇を果たしたゴールドドリーム(牡4=平田)はレースから一夜明けた20日、栗東トレセンの自厩舎の馬房で静養した。木下厩務員は「いつかはG1を勝てるんじゃないかと思っていたけど、上位の馬とはまだ差があると思っていました。デムーロさんもうまく乗ってくれましたね」と人馬の健闘を称えた。
自身はトレセン生活40年でG1初勝利。「天皇賞でディープインパクトの3着だったストラタジェム、それにハートビートソング、爪が悪くて苦労したトーセンイマジゲンも思い出深いです」と、かつての愛馬の名前を口にしながら、勝利の余韻に浸った。
次走は未定ながら、近日中に放牧に出る予定。「右回りはほぼ駄目だし、スタートもあかんでしょ。いろいろと克服してほしいことはありますよ」と、さらなる成長を期待した。