「第18回兵庫チャンピオンシップ」は4日、園田競馬第10Rで争われ、JRAのタガノディグオが鋭い差し脚を発揮して勝利した。2着に5番人気のノーブルサターン、3着にクイーンマンボが入り3連単は2万8970円で決着した。単勝1・4倍に支持されたリゾネーターは勝ち馬に大きく離され4着に終わった。
スタートして5番手につけると前団を見据え、2角過ぎから徐々に進出を開始。3、4角で前を射程圏に入れると、強烈な末脚で一気に突き抜けた。鞍上の川島信は「つきっきりで調教しているので、余計にうれしいです」と満面の笑み。これで兵庫CSは2勝目。気になる今後については「オーナーと相談しながらですね」と宮徹師。出世レースを制したことで、この先が実に楽しみになった。これからの伸びシロもたっぷり。どこまで力をつけていくのか要注目だ。
◆タガノディグオ 父エンパイアメーカー 母タガノティアーズ(母の父タニノギムレット) 牡3歳 栗東・宮徹厩舎 馬主・八木良司氏 生産者・北海道新冠町の新冠タガノファーム 戦績10戦3勝(地方1戦1勝) 総獲得賞金5330万円。