【NHKマイルC】未知の条件覆し“プラチナ級配当”を期待
2017年05月05日 05:30
競馬
「今朝も落ち着いていい雰囲気。獣医さんに診てもらったけど、いい仕上がり、いい状態だと言ってもらった」と胸をなで下ろし、「ダービーは考えてないから」と、ここが春の最終目標になることを明かした。
残る課題はマイル戦への距離適性と初めて経験する左回り。この2点に関しても指揮官は前向きだ。
「京都の千八でレコードを出すような馬だからね。スピードがあるしマイル戦は合うと思う。前走後に左回りに2回入れたけど全然問題なかった。今回はブリンカーを外すけど、まさか外ラチまで行ってしまうこともないだろう」と笑った。
乗り代わりも一つの賭けには違いない。鞍上には4年目の石川が起用される。「乗りづらそうに見えるけど馬群を怖がることもない。彼にとって東京は主戦場。思い切って乗ってくれると思う」とエールを送る。距離とコース、そしてテン乗りとなる鞍上。これだけ未知の条件がそろえば人気薄は必至。だが、それを覆せる能力と状態の良さは確認済みだ。貪欲なオサムの目の前に“プラチナ級”の配当がちらついた。