【細原・騎手で獲る 特別編】7日東京11R 大舞台で良血タイセイスターリー開眼
2017年05月07日 08:00
競馬
◎タイセイスターリー。半兄は14年の覇者ミッキーアイル(父ディープインパクト)で血統面では適性十分。弟は父がマンハッタンカフェに替わり、母系のスピードに持久力が加わった。高いポテンシャルを秘めながらも新馬V以降は勝ち切れていないが、矢作師は「抜け出してから気を抜くところがあって、今まで走りきったレースはない」と精神面での幼さを敗因に挙げる。その悪癖を改善すべく、レースを重ねる度に馬具を工夫(鼻皮、シャドーロールなど)して、走りに集中させるような調整を続けてきた。「能力だけならこの馬が一番だと思っている。こういう混戦のときこそ、この馬の持ち味が生きるはず」と一発に期待していた。
ソラを使うということは、まだ本気で走っていない証拠。前の馬を追いかけ、並んでからは抜かせない―。このファイティングスピリットこそ、東京マイルを攻略する必要な能力だ。来れば高配必至。まずは単複、馬連・馬単は手広く。相手はアエロリット、ミスエルテ、ボンセルヴィーソ、カラクレナイ、レッドアンシェル、タイムトリップ。