桜花賞4着のカラクレナイは午前11時53分に決戦の地に到着。ゴールデンウイークの影響もなく、スムーズな輸送を終えた。岡助手は「渋滞がなかったし、6時間で来られました。馬運車の中でおとなしい馬だし、関西圏の競馬と何ら変わることはなかった」と問題なしを強調した。
フィリーズRを鮮やかに差し切って挑んだ桜花賞。緩い馬場に苦戦しながらも鋭い伸びで、V馬に0秒2差の4着を確保した。「フィリーズRの時からずっといい状態をキープしている感じ。今回の追い切り後もカッカすることはなかった」と同助手。全5戦でメンバー2位以内の上がりを繰り出した末脚は世代屈指。過去2回戦った牡馬相手にも一歩も引けを取らなかった。「良さを生かすには良馬場が理想。今の馬場はいいんじゃないですか」と決め手が生きそうな馬場を歓迎していた。