【日本ダービー】凱旋門賞を見据えた馬が活躍…今年はカデナ、クリンチャー

2017年05月25日 11:05

競馬

【日本ダービー】凱旋門賞を見据えた馬が活躍…今年はカデナ、クリンチャー
ダービーに向けてプールでトレーニングするクリンチャー Photo By スポニチ
 28日、「第84回東京優駿(日本ダービー)」(G1、芝2400メートル)が東京競馬場10Rで行われる。13年のキズナ、16年のマカヒキなどダービーを制した勢いのままに3歳で凱旋門賞(仏G1・シャンティイ・芝2400メートル)に挑戦することが珍しくなくなってきた。
 近年は凱旋門賞を見据えた馬がダービーで活躍を見せている。キズナ(13年1着)、ドゥラメンテ(15年1着→レース後に骨折が判明し凱旋門賞不出走)、マカヒキ(16年1着)と凱旋門賞登録馬が4年で3勝。16年にいたっては2着サトノダイヤモンド、3着ディーマジェスティも凱旋門賞に登録していた。

 14年(ワンアンドオンリーが優勝)の出走メンバーの牡馬には凱旋門賞に登録していた馬はいなかった。7200ユーロ(約90万円)の登録料を要するだけに、どの馬でも登録するわけにはいかないのが現実だ。

 11日にJRAから発表された凱旋門賞登録馬の名簿にはキタサンブラック、サトノダイヤモンド、サトノノブレスら古馬勢に加えて、ダービーに出走予定のカデナ(牡3=中竹厩舎)、クリンチャー(牡3=宮本厩舎)の名前が。両馬のオーナー前田幸治氏は「(ダービーを)勝ったら凱旋門賞にいきたい」と挑戦に意欲をみせている。

 皐月賞ではともに敗れたが、クリンチャーは見せ場たっぷりの4着。カデナは皐月賞を制したアルアインと並んでメンバー最多の重賞2勝を挙げている。キタサンブラック、サトノダイヤモンドの古馬2強が挑戦する予定で盛り上がりを見せる今年の凱旋門賞だが、3歳ダービー馬も参戦となればさらに期待が膨らむはずだ。

 ◇凱旋門賞登録 例年、5月上旬までに登録料を支払い登録する。17年の締め切りは10日で登録料は7200ユーロだった。それ以後の登録には追加登録料(12万ユーロ=日本円で約1440万円)の支払いが必要となる。

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