【日本ダービー】凱旋門賞を見据えた馬が活躍…今年はカデナ、クリンチャー
2017年05月25日 11:05
競馬
14年(ワンアンドオンリーが優勝)の出走メンバーの牡馬には凱旋門賞に登録していた馬はいなかった。7200ユーロ(約90万円)の登録料を要するだけに、どの馬でも登録するわけにはいかないのが現実だ。
11日にJRAから発表された凱旋門賞登録馬の名簿にはキタサンブラック、サトノダイヤモンド、サトノノブレスら古馬勢に加えて、ダービーに出走予定のカデナ(牡3=中竹厩舎)、クリンチャー(牡3=宮本厩舎)の名前が。両馬のオーナー前田幸治氏は「(ダービーを)勝ったら凱旋門賞にいきたい」と挑戦に意欲をみせている。
皐月賞ではともに敗れたが、クリンチャーは見せ場たっぷりの4着。カデナは皐月賞を制したアルアインと並んでメンバー最多の重賞2勝を挙げている。キタサンブラック、サトノダイヤモンドの古馬2強が挑戦する予定で盛り上がりを見せる今年の凱旋門賞だが、3歳ダービー馬も参戦となればさらに期待が膨らむはずだ。
◇凱旋門賞登録 例年、5月上旬までに登録料を支払い登録する。17年の締め切りは10日で登録料は7200ユーロだった。それ以後の登録には追加登録料(12万ユーロ=日本円で約1440万円)の支払いが必要となる。