【日本ダービー】(12)レイデオロ 古馬の風格さえ漂う姿
2017年05月27日 05:30
競馬
“ぶっつけ”で臨んだ皐月賞。後方追走から末脚勝負に懸け、勝ち馬アルアインに0秒4差5着まで迫った。ルメールは「休み明けもあったし、スタートでちょっと出遅れて直線の反応も少し遅かった。それでもラスト100メートルはいい脚だったし、ゴール後も止まっていなかった」とレースを回顧。この中間は、2週連続で美浦に駆け付けて追い切りに騎乗する気合の入りよう。「いい感じできている」と確かな手応えを感じている様子だ。
ルメールは昨年、サトノダイヤモンドで参戦してマカヒキに鼻差2着。「ダービーは世界中どこでも一番大きなレース。昨年は悔しかったが、今年もチャンスはある」と気合十分。勝てばヴィクトリアM(アドマイヤリード)、オークスに続く3週連続のG1制覇の快挙。名伯楽待望の牡馬クラシック制覇に花を添えるか。