グランシルクは好調・福永との再コンビで悲願の重賞初制覇を狙う。これまでオープンで2着3回、3着4回と惜敗続き。戸田師は「何とかしたい。あとは神頼みならぬ祐一頼みだね」と3回中京リーディングで首位を走る鞍上の手腕に期待を寄せた。
追い切りはWコースで5F67秒0〜1F13秒4。輸送を控えて単走馬なりながら、軽快なスピードに乗り直線は首を使ってキビキビした走りと気配はすこぶるいい。師は「先週併せ馬をやっているし、状態はいい。前走(パラダイスS2着)からの上積みもある」と仕上がりに胸を張った。近2走は共に1400メートル戦。1F延びる今回は後方待機ではなく、中団辺りにつけられるのではとの読みもある。師は「今ならマイルでも折り合いは問題ないし、馬混みも大丈夫。前を射程圏内に入れながら運べれば」とVシーンをイメージしていた。