【スプリンターズS】アーサー復権へ闘志!13秒5も良化期待
2017年09月28日 05:30
競馬
「1週前にいっぱいにやって速い時計が出たし、もう少し楽に動けるかなと思ったけど、しまいは時計がかかった。動き自体に物足りなさはあるけど、これで良くなってくると思う」
今年は春の高松宮記念が右前の筋挫傷、秋初戦に予定していたセントウルSが左前の爪を傷めて2戦連続の回避。この大一番でようやく実戦を迎えた。昨年12月の香港スプリント10着以来とあって、間が空いているのはマイナス材料には違いない。それでも、やるべきことはできている。藤岡師が続ける。
「一頓挫あった分をどうカバーするか。休み明け自体は苦にしない。ただ、いきなり本番になる分、稽古をしっかりやってきた」
昨年の高松宮記念でG1初制覇を飾り、春秋スプリントG1連覇を狙った当レースでは1番人気に支持されながら、最内枠から直線さばきづらくなって12着に敗れた。「去年はセントウルSを勝って調子が上がっていたから期待していたけど残念な結果になった。悔しい思いをしたので何とかリベンジしたい」と力を込める。
今年こそ、そして王座奪回へ――。ブランクは地力ではね返す。