京都11R・マイルCSはイスラボニータを指名する。前走・富士Sはエアスピネルの2着に敗れたが、休み明け&58キロ&初の不良馬場と歓迎できない要素が並んだ。中間は型通りに上昇し、栗田博師が「筋肉のメリハリが今まで以上に美しく見せている。気負いもないし、心身ともほぼ完成したんじゃないか」と絶賛の出来だ。
3角に下り坂のある京都。とりわけコース適性が問われるが、同馬は【1110】と崩れ知らず。昨年のマイルCS(2着)も逃げ粘るミッキーアイルを頭差まで追い詰めた。常に最前線で存在感を示しながら、G1勝利は14年皐月賞以来なし。この馬が古馬G1未勝利で現役を終えるとは考えれない。久々の勝利の美酒を味わうのはここだ。馬単(12)から(4)(5)(7)(10)(11)(18)へ。