【ジャパンC】ダービー獲った「いい頃の感じに戻っている」ワンアンド
2017年11月24日 05:30
競馬
復活を期して臨んだ今季は休み明けの毎日王冠が7着。着順は別にして勝負どころで置かれることなく、しまいもしっかり脚を使って兆しが感じられるコンマ4秒差だった。前走の天皇賞・秋は水しぶきが上がる不良馬場で17着と道悪に泣いた。あの惨敗は完全に度外視していい。
「一時期は体も動きもいいのに気持ちが全く乗ってこなくて…。もどかしかったですね。そういう気持ちの面がいい頃の感じに戻っているし、具合もいい。3年前にダービーを獲った東京のこの距離で、あの走りを思い出してほしい」
3歳春に世代の頂点に立った競走生活は突然、暗くて長いトンネルに差しかかった。その逆境からはい上がり、思い出の舞台で息を吹き返せば劇的。準備はできている。