【有馬記念1週前追い】クラウン びっしり11秒5、出走決定
2017年12月15日 05:30
競馬
中間はポリトラックも併用しての調整。「冬場の坂路やWコースは馬場が重い面もあり、背腰に疲れがたまりやすい馬なのでポリトラックも使っている」と説明。前走・ジャパンC(10着)については「枠順や展開も厳しかった。直線では自分からやめていた印象。改めてこの馬の難しさも感じた」と振り返った。
中山は3歳の皐月賞(6着)以来、約2年8カ月ぶりの参戦。そして、同期5歳キタサンブラックとは実に8度目の対決。過去2勝5敗と負け越しているが、既に引退を表明した“永遠のライバル”との対戦も最後。ファン投票3位の熱い支持を集めた関東馬代表として、ブラックを完封した今年の宝塚記念の再現が期待される。同助手は「中山は弥生賞を勝ち、皐月賞も4コーナーで外に振られなければ、着順はもう少し上に来られたはず。暮れの少し力を要する馬場はこの馬には合うと思う」とジャパンC敗戦から反攻を誓った。東京スポーツ杯2歳S1着以来、約3年ぶりにライアン・ムーアと再コンビ。前走ジャパンCの最終追いに志願して騎乗した巧腕を背に、香港ヴァーズ、宝塚記念に続く、3度目のG1戴冠を見据えている。