1番人気のダノンプレミアム(牡2=中内田)が無傷の3連勝で朝日杯FSを制した。
最内枠からトップスタート。ダッシュが付きすぎるあまり、ハナに立つ勢いだったが「まだ大丈夫だよ」と、川田は馬の気持ちをなだめるよう好位の3番手インへ。淡々としたペースを絶好のポジションで運ぶと、直線はポッカリと空いたスペースを突いてグングン加速。ラスト300メートルで逃げるケイティクレバーをとらえると、あとは独壇場。後方から追い上げた2着ステルヴィオ以下を3馬身半差突き放す圧勝劇だ。川田は「直線は馬の力を信じました。強い競馬をしようと思い、自信を持ってGOサインを出しました。いい加速で期待通りの強さを見せてくれました」と笑顔でパートナーを称えた。