強烈な末脚で牝馬クラシック1冠目の桜花賞を制したアーモンドアイ(牝3=国枝)。レース2日後の10日早朝、阪神競馬場を出発し、午後1時10分に美浦トレセンに到着した。「ほとんど疲れもなく、脚元も大丈夫です」と、根岸助手は寝わらをはむ愛馬に笑顔を向ける。国枝厩舎に来て11年で手にしたうれしい初G1タイトル。「レースはモニターで4角から見ていた。シャドーロールを探したら後方にいたけど、伸びてくれるだろうと思った。勝った実感が湧いてきました」と喜びをかみ締めながら振り返った。次走は「普通にいえばオークス(5月20日、東京)だろう」と国枝師。2冠獲りに向かうことが濃厚だが、正式な出否は今週中に決めるとした。