3頭出しの藤沢和勢はそろって惨敗。1番人気タワーオブロンドンは後方から直線で内に進路を取ったが、他馬と接触し進路を失って終戦。ルメールは「スタートでつまずいて、いいポジションを取れなかった。直線で寄られたし、反応も遅かった」と落胆。ファストアプローチは好位の内で運び、直線でいったんは抜け出す勢いも、不利を受け15着に後退。蛯名は「脚には余裕があったが、2回挟まって終わってしまった」と怒りをにじませた。
藤沢和師は「2頭ともかわいそうなレース。自分の競馬をさせてもらえなかった」と嘆いた。2頭は6月の英国ロイヤルアスコット開催に登録済みだが、師は「今後のことはオーナーと相談したい」と語るにとどめた。
また、ロックディスタウンは最下位18着。パドックで周回中に転倒するアクシデントもあった。師は「ビジョン(映像装置)に驚いたみたい。いい馬なので、もう一度やり直したい」と話した。