【函館新馬戦】コントラチェック出陣、ルメールが抜群反応絶賛
2018年07月06日 05:30
競馬
![【函館新馬戦】コントラチェック出陣、ルメールが抜群反応絶賛](/gamble/news/2018/07/06/jpeg/20180706s00004146013000p_view.jpg)
降りしきる雨の中、コントラチェックに騎乗したルメールが顔を紅潮させながら引き揚げてくる。「素晴らしい馬です。道中、凄くリラックスして、直線で併せると抜群の反応と加速力。ソフトな馬場も大丈夫です」。“藤沢和厩舎の一番馬”のうわさにたがわぬ、すさまじい末脚。次週デビュー予定のロマンティコの3馬身後方から内を突いて、一瞬のうちに併入した。重馬場で5F67秒1〜51秒8〜38秒5〜11秒7(馬なり)。「僕が乗ったロマンティコもいい動きだったが、行きっぷりが違い過ぎました」と併走馬騎乗の柴山も舌を巻くフットワーク。「この血統はみんな気が良くて走っている。バウンスシャッセ(重賞3勝を挙げた半姉)もやる気十分だったよ」と藤沢和師も納得顔だ。
「目に見えて馬体に張りが出てきた」と津曲助手が語れば、バウンスシャッセも担当した大館厩務員は「姉同様、カイバを食べる。頼もしいよ」と笑顔。スタッフ全員が手応えを膨らませて臨む初陣。ルメールは「人生も馬の競走生活も長いのさ。若い馬だからゆっくりとね」と笑うが“鉄板”の新馬戦だ。