JBCクラシック制覇を成し遂げれば16年ぶりの3歳馬Vの快挙がかかるオメガパフューム。最終追い切りは坂路併せ馬で、ロードオヒア(新馬)を相手に52秒7〜13秒2の時計で1馬身半の先着。
「全体時計をある程度だして負荷をかけつつも、しまいメリハリをきかせすぎてエキサイトしないように求めた」と予定通りの動きと時計に安田翔師は満足顔。登坂後のクールダウンにダートコースを1周するのは「(たまった)乳酸を早く解消する意図で競馬に使う週だけやっています。広い馬場を行儀よく歩くのも競馬につながる」と工夫を凝らしていると説明した。
ダート界で芦毛の怪物といえば3歳時に頂点(11年のJCダート)に君臨したクロフネがいた。同じく芦毛のオメガパフュームも3歳時にG1獲りのチャンスが眼前に広がっている。