一時期スランプにおちいっていたアスカノロマンは前走・JBCクラシックがコンマ5秒差6着と復調の兆しを感じるレースぶり。釘田助手は「前走も仕上がりは悪くなかったけど本当にいい頃と比べると、まだ物足りなさがあったんです。この中間はもう1段階、状態を上げることができました」と好感触だ。
きのうの競馬を見ても、やはり中京ダートは先行力が生きる。向正面に緩やかとはいえ上り坂があってペースが落ち着きやすく、コーナーがきつくて差し馬がポジションを上げづらいのも要因のひとつだ。アスカノロマンは行ってヨシ、控えてヨシ。どんな競馬でもできる。枠は4枠(6)番で内の偶数枠は理想的。この舞台で勝った一昨年の東海Sも(6)番枠(5枠)だった。10番人気で3着に入った一昨年のこのレースのように道中スムーズに流れに乗って直線しぶとさを発揮する。