【チャンピオンズC】ウェスタールンド 猛追2着、力走称える鞍上

2018年12月03日 00:23

競馬

 目の覚めるような末脚をくり出した。道中は最後方で構えたウェスタールンドが直線エンジン全開!インのスペースを突くと乾いたダートで芝並みの上がり3F34秒4を刻み、グイグイ伸びて2着。勝ったルヴァンスレーヴに2馬身半差をつけられたものの、これは相手をホメるしかない。引き揚げてきた藤岡佑は悔しさをにじませながらも、パートナーの力走を称えた。
 「内を突こうと決めていました。こんなにうまくいくか…と思うくらい前があいたんです。最後は苦しくなってしまったけど、よく頑張ってくれました」

 昨年2月の1000万6着後、裂蹄で休養へ。その間に気難しさを改善するために去勢。今年の夏に戦列復帰を果たすと初ダートの1000万から準オープンと2連勝を飾り、続くシリウスSで2着と軌道に乗った。佐々木師は「前走(武蔵野S7着)は他馬と接触するシーンもあって競馬になっていなかった。きょうは指示はしていないけど腹をくくって乗ってくれたんじゃないかな」と回顧。賞金加算に成功して「距離は千六から2100メートルまで大丈夫。これでどこでも出られる」と収穫を強調した。4日に放牧へ。英気を養い、今後の重賞戦線に備えていく。

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