【ドバイシーマC】シュヴァル 12秒2好感触!“吉兆1枠”で17年JC再現だ
2019年03月28日 05:30
競馬
最終追い切りは芝コースを単走で行われた。昨年の有馬記念3着から約3カ月ぶりの実戦。そのあたりも加味して「前哨戦を使わず本番へ向かうので、長めからしっかり動かすようにやりました。動きは良かったと思います」と師。5F68秒4~1F12秒2をマークしたこのひと追いでシャキッとすれば期待は膨らむ。
鞍上も心強い。前走の有馬記念も好騎乗がキラリと光り、9番人気の低評価を見事に覆した。「自信を持って乗りました。こんな馬場(やや重)でも、はじけることを証明できた。負けはしたけど、強かったです」。ポテンシャルの高さを再確認した。
ボウマンが乗れば【1・1・2・0】と馬券圏内を外していない。トレーナーもそんな豪州のスゴ腕にほれ込んでいる。「この馬のことをよく知ってくれているし、心強いよね。金曜日に乗ってもらう予定。あとは任せるだけです」。枠番は1番に決定した。ジャパンCを勝った時が同じ最内枠。1番人気キタサンブラック(3着)、2番人気レイデオロ(2着)を破った吉兆枠だ。昨年4着の雪辱を期すレイデオロの前に、またしてもシュヴァルグランが立ちはだかるか。