【大阪杯】圧巻ステルヴィオ 陣営も最高潮!丸山「結果にこだわりたい」

2019年03月28日 05:30

競馬

【大阪杯】圧巻ステルヴィオ 陣営も最高潮!丸山「結果にこだわりたい」
<大阪杯>3頭併せで追い切るステルヴィオ(右)(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 【G1ドキュメント・美浦=27日】わずか2頭となった大阪杯の関東馬だが、共に重い印が並ぶG1ホース。同時刻に行われた両馬の最終追いで、鳥谷越がより強いインパクトを受けたのは昨秋のマイルCS優勝馬ステルヴィオの方だった。
 Wコースで僚馬2頭と併せ馬。3頭縦列の2番手をスムーズに進み、直線では前後2頭の真ん中へ。外リモンディ(5歳1000万)、内フレッチア(4歳1600万)と馬なりのまま併入すると、ゴールすぎに仕掛けられて2角までトップスピードで駆け抜けた。木村師は「いつも通りの指示」と余裕の表情だが、併走馬をぶっちぎった1週前追いに続いて圧巻の動き。指揮官も仕上がりについては「現時点では、いい方にいっていると思う」と納得の笑みを浮かべた。

 調教には乗らなかったものの、レースで手綱を取る丸山も共同会見に出席。「チャンスのある馬に乗せていただいている。結果にこだわりたい。自分自身、もっと上のステージに行けるようにしたい」と、この一戦に懸ける強い思いを口にした。所属する根本厩舎の後輩2人、海外修行で力を付けた野中悠太郞とJRA唯一の女性騎手である藤田菜七子も活躍中。「周りから“抜かされるぞ”と言われるけど…あの2人に負けたらショック!頑張ります」と気合を込める。

 師も「まだG1を勝っていないと聞いているし、喜んでほしい気持ちはある。自分は多くの皆さんの協力で獲らせてもらった。彼の不断の努力、今までの頑張りが報われるようにサポートしていきたい」とエールを送る。馬の雰囲気も陣営のムードも最高潮。V候補の一頭なのは間違いない。

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