【NHKマイルC】トオヤ 令和最初の100万円馬券演出を

2019年05月01日 05:30

競馬

 【G1ドキュメント・栗東=30日】平成最後の3連単100万円超え重賞となったアーリントンCは前哨戦として見どころたっぷり。勝ったイベリスの驚異的な粘り。カテドラルの鬼気迫る追い上げ。そしてトオヤリトセイトが見せた存在感。オサムはNHKマイルCが令和最初の3連単100万円超え重賞となる予感がする。その立役者は前走11番人気ながら僅差3着で出走権を手にしたトオヤリトセイトではないか。
 「特殊ゼッケンになってから馬名の意味をしょっちゅう聞かれて困ってるんですよ。“分からない”とか“知らない”とか答えてるんですけどね」

 そう笑うのは担当の岡本助手だ。全休日ながら馬場入りが認められた火曜朝は雨の降るCWコースで調整。雰囲気ある青鹿毛の好馬体。表情、目の配りが非凡な闘志を感じさせる。

 トオヤリトセイト。確かに気になる馬名だ。トオヤはこの馬の誕生日4月“18”日に由来。リトは「理と」。セイトは父ドリームジャーニーからイメージする“征途(せいと)”。管理する松下師によると「詳しく説明すると長くなります。オーナーのさまざまな思いが込められた馬名です」とのことだ。

 前走は出走権のみならず収穫多きレース。ゲート練習の効果でスタートもうまく1Fの距離延長も克服。迫力満点の末脚は本番を意識させるものだった。

 「輸送も経験してるし、体が減ることもない。しまいの脚だけなら引けは取らないと思っています」

 征途とは戦いへいでたつ道。最上級の仕上げで決戦の舞台・府中に乗り込む。

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