菜七子、復帰即Vへ今週は9鞍騎乗予定「しっかりやっていきたい」

2020年03月19日 05:30

競馬

菜七子、復帰即Vへ今週は9鞍騎乗予定「しっかりやっていきたい」
調教に臨んだ藤田菜七子(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 2月15日の小倉競馬で落馬し、左鎖骨を骨折した藤田菜七子(22=根本)が、20日の中山競馬で実戦復帰。3日間開催で計9鞍に騎乗する。18日には美浦トレセンで落馬事故後初となる追い切りに騎乗し、順調ぶりをアピールした。
 朝一番で自厩舎のスノージュエリーの追い切りに騎乗。その後も今週騎乗予定のブレージングサドルで併走馬に1馬身先着するなど、久々の追い切りも難なくこなした。計4頭の騎乗を終えた菜七子は「大丈夫です。問題ないです」と力強く語った。落馬から1カ月後の14日に美浦トレセンで調教を再開。その際にも「ケガをする前と感覚に大きな変化はなかった」と話していたが、改めて万全な状態で復帰することを示した。

 療養中には地方競馬の短期免許で来日しているフランス人女性騎手のミシェルが国内外で活躍。「気にして見ていますし、本当に凄いなと思います」と刺激を受けた。自身はJRA通算100勝まであと3勝と迫っており「一つ一つ大事に乗って、一つでも良い成績を残せるように頑張りたい」と意気込んだ。今週も無観客競馬が決定し、ファンのいない競馬場での復帰となるが、「少し寂しい部分もありますが、やることは変わらない。しっかりやっていきたい」。約1カ月ぶりに菜七子がターフに帰ってくる。

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