【宮島・ルーキーS】豊田、早くも今年3V 唯一オール連対「舟足良かった」
2020年03月19日 05:30
ボートレース
「舟足は良かったので、遅れないようにだけ、と思っていました」
1艇身残しの理想的なスタート(コンマ15)を決めると、2コースの大上をカベにして危なげなく逃げ切る申し分のないレース内容だった。
今シリーズは、出走した全レースで展示タイムがトップとパワーを誇示。前検日から「めっちゃ、いい」と、中国地区選で前本泰和が仕上げた相棒の45号機に太鼓判を押していたが、その評価に間違いはなかったようだ。トップ級の舟足をキープして唯一のオール2連対。終わってみれば、向かうところ敵なしだった。
今年は2月に入って上昇気流に乗った。13~18日の鳴門一般戦で優勝を飾ると、続く23~28日の浜名湖ルーキーシリーズ第4戦も制して連続Vに成功。この近況を考えれば、今シリーズの活躍は当然だったのかもしれない。
今後の目標を「A1に戻って、記念で頑張りたいです」と定めた豊田の次走は、26~31日の徳山一般戦を予定している。A1復帰に向けて余裕のある勝率を残している24歳は、さらに高いステージでの活躍を誓っていた。