【皐月賞1週前追い】サリオス迫力満点先着!低重心で一気に抜け出しラスト11秒8
2020年04月10日 05:30
競馬
森助手は「先週までと比べて一段階負荷を強め、直線はシャープに伸ばした。抜け出して気を抜く面を出さないかの確認もしたが、そういった面も見せず、1週前としてはいい仕上がり」と合格点だ。
昨年6月の東京新馬戦から無敵の3連勝。2着との着差も2馬身、1馬身1/4、前走・朝日杯FSが2馬身半差と完勝続き。その後はノーザンファームしがらきでリフレッシュした。同助手は「(3月7日の)帰厩当初と比べても落ち着きが出ている。強く調教するとトモ(後肢)に疲れが出やすいので中間はケアをしながら調整。馬体も含め、高いレベルで安定している」と評価している。
全3勝はマイル。2000メートルも中山も初めてと克服すべき課題はあるが、全てを打破し得るスケールがある。既に来日済みのオーストラリアの名手レーンと新馬以来のコンビ再結成予定。「(中山芝2000メートルについて)マイルでしっかり競馬ができているし、ポジションを取れるので初コースも対応できると思う。操縦性が高いので距離延長も問題ありません」と同助手は前向きに結んだ。同じく無傷3連勝のコントレイルとの注目の東西横綱対決。歴史に残る皐月賞となることは間違いない。