【宝塚記念】“息子コンビ”横山和スーリヤ折り合い抜群
2020年06月25日 05:30
競馬
騎乗するトーセンスーリヤは全5勝が先行策。コンビで【3・2・1・0】と抜群の相性を誇る。Wコース単走で行われた最終追いも人馬の折り合いは抜群。「調教では怖いくらいの迫力があって乗るのが憂鬱(ゆううつ)になったこともある」と言うが、「(以前、主戦を務めた現調教師の)四位さんが大事に乗っていたので折り合いもつくようになった。競馬では優等生」。気性面の課題を克服し、充実期を迎えている。
宝塚記念は祖父・富雄氏、父・典弘ともにV。史上初の親子3代同一G1制覇が懸かる。「自分も騎手になってG1を勝つ偉大さが分かったので、大きなことは言えないけど、2人が勝ったレースを勝ちたい」。18年前、スーリヤの父ローエングリンが横山典を背に3着と好走した夏のグランプリ。息子コンビも見せ場をつくる気がしてならない。