【宝塚記念】地元・兵庫県出身の西村淳也がアドマイヤアルバでG1初参戦!

2020年06月25日 20:44

競馬

【宝塚記念】地元・兵庫県出身の西村淳也がアドマイヤアルバでG1初参戦!
アドマイヤアルバでG1初騎乗する西村淳也騎手
 伸び盛りのデビュー3年目がうれしいG1初騎乗だ。西村淳也がアドマイヤアルバで宝塚記念に参戦。強気な発言で鳴らす20歳は、並み居るトップジョッキーにまじっての全力プレーを誓った。
 「G1に、それも地元の阪神で乗れると分かって、本当にうれしかったです。乗馬を始めてから、初めて見たG1はブエナビスタが桜花賞だったんです。ブエナビスタが走った宝塚記念も印象に残っていますね」

 デビュー1年目は13勝にとどまったが、12月に4勝とプチブレーク。この勢いをキープしたまま、2年目の昨年は55勝をマーク。今年も先週までに31勝と、昨年を上回るペースで白星を重ねている。先週土曜の阪神7Rをアジャストザルートで勝ったのがJRA通算99勝目。早くも100勝にリーチをかけたが、「そこは気にしていません」と表情を崩すことはない。

 「とにかく目の前の一つ一つのレースを大事にしようと思います。100勝は通過点にしたいですね」

 今年に限ると、須貝厩舎からは全厩舎の中で最多の33鞍を任されている。6日の鳴尾記念では13番人気のアドマイヤジャスタを6着に導くファインプレー。トレーナーの信頼を得て、大一番の依頼へとつなげた。

 「アルバは集中しないところがあるんですが、調教ではしっかりと走れていました。自分が乗った(前々走の)福島の時よりも状態はいいと思います。馬主さんや須貝先生、厩舎関係者には本当に感謝ですね。限られた18人の中に選んでいただけたわけですし、アルバの全能力を発揮して、何とか期待に応えたいです」
 若手騎手は「減量が取れてからが本当の勝負」と言われる。それは、減量の恩恵を味方に快進撃を続ける西村にも言えることだ。だからこそ、先輩ジョッキーと“五分の戦い”が始まる前に猛アピールしたい。一つでも上の着順を取って、さらなるブレークへとつなげてみせる。

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