【宝塚記念】“有馬ホース”ブラスト、逆襲へ万全12秒1 1週前の隠し味で一気に加速
2020年06月25日 05:30
競馬
その前走・大阪杯(7着)については「ゲートで勝負がついちゃった」と苦笑いで振り返る。スタートダッシュが利かず道中後方から。3角から強気にまくったが、超スローの流れで余力十分の先行勢をかわし切ることはできなかった。「結果的に前残りの競馬。同じ阪神内回りコースでも今回は1コーナーまでの距離が長くなる。スタートを決めて、ある程度の位置を取れれば」。1Fの距離延長で反撃する。
梅雨時季の阪神最終週に行われる宝塚記念は近4年で3度、やや重で施行された。ブラストは良以外なら国内3戦3勝の雨馬場巧者。指揮官は「雨の影響があればプラス。スタミナ勝負になってほしい」と空を見上げ、「相手関係どうこうよりも自分の力を出せれば結果はついてくる。有馬記念馬として恥ずかしくないレースを」と締めくくった。グランプリホースの意地を見せる時が来た。