【チャンピオンズC】“二刀流”が波乱演出!クリンチャー 初ダートG1で一発狙う
2020年11月30日 05:30
競馬
18年凱旋門賞にも挑戦した芝の実力馬クリンチャーも、今年2月の仁川Sから砂路線に参入。いきなり2着に好走すると、その後も新たな路線で堅実な走りを見せた。前走のみやこSは川田と初コンビ。トップジョッキーを背に目覚めた。勝負どころで前に取り付き、長く脚を使って3馬身差の快勝。レース後、宮本師は「こんなにヘロヘロになった姿を見るのは久しぶり」と力走をねぎらった。
18年京都記念以来の重賞Vを飾り、新たな“二刀流ホース”の誕生。ハードな競馬をした後だが、中間も元気いっぱいだ。指揮官は「追い切りではやる気を見せているよ。状態の良さを生かしたいね」と、初めてのダートG1挑戦に闘志を燃やしている。