【船橋・ダイオライト記念】先月急死…98、99年連覇アブクマポーロの輝き色あせない

2021年03月17日 05:30

競馬

【船橋・ダイオライト記念】先月急死…98、99年連覇アブクマポーロの輝き色あせない
99年ダイオライト記念で連覇を達成したアブクマポーロ(千葉県競馬組合提供) Photo By 提供写真
 ダイオライト記念は1956年に距離1800メートルの南関重賞として創設された。ダイオライトとは英国から輸入された種牡馬で、日本初のクラシック3冠馬セントライトなど多くの強豪を輩出。千葉県成田市三里塚の宮内庁下総御料牧場でけい養されていた。76年から現行の2400メートルとなり、85年には名馬ロッキータイガー(船橋・泉厩舎、桑島孝春騎乗)が制覇した。96年から中央・地方全国指定交流競走に。この年は名牝ホクトベガ(JRA中野隆良厩舎、横山典弘騎乗)が完勝した。
 そして90年代後半のダート競馬で絶大なインパクトを与えたのが船橋の星・アブクマポーロ(出川克己厩舎)だ。98年と99年、名コンビの石崎隆之騎手を背に1番人気で堂々連覇を決めた。自慢の決め手でマイターン(2着)などのJRA勢を退けた99年はラストランとなった。残念ながら同馬は今年2月21日にけい養先の吉田牧場(北海道・安平町)で急死。だが、現役時代に見せたその輝きが色あせることはない。

 また08、09年には、やはり船橋の強豪であったフリオーソ(川島正行厩舎、戸崎圭太騎乗)が2年連続Vを飾っている。

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