【東京新馬戦】良血マイシンフォニー自信の東上!松永幹師も期待大「余裕のある走りで動きも良かった」
2021年06月15日 05:30
競馬
兄マイラプソディはデビュー3連勝で京都2歳Sを制覇。クラシック候補と呼ばれた好素材だ。師は「血統の良さを感じています」と話した上で「牝馬なのでカリカリした面がある。東京への輸送も控えているので、気持ちが入りすぎないように調整を進めています」と慎重に調教を積んでいる。
松永幹厩舎の牝馬といえば、デビュー3連勝で17年阪神JFを制するなどG1・4勝を挙げたラッキーライラックが思い浮かぶ。「まだ比べるのはかわいそうだけど、素質は引けを取らないモノがあると思います」と力強く締めた。偉大な先輩の背中を追いかけ、自信を持って東上する。
【素質馬ズラリ】東京土曜5Rの芝マイル戦は、この条件らしくと言うべきか素質馬ぞろい。今回の「Road to 2022」で取り上げた2頭はアライバルがルメール、マイシンフォニーが武豊とそれぞれ名手を背に初陣Vを狙う。他にマルセリーナの子フェニックスループ(牡=平田、父キングカメハメハ)、母がアメリカンオークスを勝ったスパニッシュクイーンの子ホウオウパレード(牡=池上、父ドゥラメンテ)も注目の存在だ。