ダノンプレミアム引退、17年朝日杯FS制覇 中内田師“ディープインパクトの血”継承期待
2021年07月02日 05:30
競馬
弥生賞後は右前挫石で皐月賞を回避し、ダービーは1番人気6着。朝日杯FS以降、G1制覇はならなかったが19年天皇賞・秋、マイルCSと続けて2着に入るなどトップクラスで活躍した。昨年の上半期はオーストラリアに遠征。コロナ下で1頭だけの遠征とあって調整の難しさがあった上、クイーンエリザベスS当日は道悪(不良)の芝にてこずりながらも3着と上位争い。12月の香港遠征では香港カップ4着に入った。先月6日の安田記念7着がラストランで通算15戦6勝、獲得賞金は4億1812万9000円。
母インディアナギャルは生産国のアイルランドでリステッド2勝を含む6勝、芝1600メートルと2000メートルのG3で2着の実績がある。スピード、パワーとバランスの取れた配合。両親から受け継いだ血を次の世代につないでいく。
◆ダノンプレミアム 父ディープインパクト 母インディアナギャル(母の父インティカブ)牡6歳 栗東・中内田充正厩舎所属 馬主・(株)ダノックス 生産者・北海道新ひだか町のケイアイファーム 戦績15戦6勝(海外2戦0勝)重賞5勝 総収得賞金4億1812万9000円