木村師パワハラ問題 裁判所が来週中にも和解案提示

2021年09月10日 11:23

競馬

 デビュー3年目の大塚海渡(20)が、前所属厩舎の木村哲也調教師(48)からの度重なる暴言、暴行のパワーハラスメントで精神的苦痛を負ったとして、同師に850万円余りの損害賠償を求めた訴訟について、裁判所側が来週中にも和解案を提示することが10日、分かった。
 この日、水戸地裁土浦支部で弁論準備手続きが行われ、原告側の鈴木和憲弁護士が「双方の主張、証拠が出揃ったということで裁判所から和解の提案があり、2週間以内に検討してほしい旨の説明があった。和解案が出れば、本人の意志を確認してどうするのか検討したい」と明らかにした。和解案の骨子は被告の謝罪の内容と和解金の金額となる見込み。双方が応じた場合、和解が成立する。次回の弁論準備手続きは10月8日に行われる。なお、刑事裁判では木村師は7月12日に土浦簡裁から大塚に対する暴行の罪で罰金10万円の略式命令を受け、同27日に刑が確定。JRAから10月31日までの調教停止処分を課されている。

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