アグネスゴールド23歳で死す ブラジルで多くのG1馬を輩出 河内師「いろいろな思い出がある」
2021年09月28日 09:52
競馬
種牡馬入り後、日本で目立つほどの結果を出せず、米国を経て08年にブラジルに渡ると一変。初年度から重賞ウイナーを出し、13年はアントネラベイビー、アビジャンが牝馬3冠戦線でG1をモノにした。今年はオリンピッククレムリンがブラジルダービー馬に輝き、ジャネールモネイがリオデジャネイロ地区の牝馬3冠制覇を達成。ブラジル国内だけでなく、アルゼンチンG1・2勝のアイヴァーが昨年10月に米国でG1(シャドウェルターフマイルS)勝ち。今年の年明けにはオンラレアルがウルグアイでG1(シウダー・デ・モンテビデオ大賞)勝ちを収めた。昨年、感染症により生殖機能に問題が生じたことから種牡馬を引退、功労馬になった。
▼河内洋師(元ジョッキー、現役7戦全てで騎乗)デビューから最後まで騎乗して重賞も勝たせてもらったし、アグネスタキオンと同じ厩舎で同世代でもあり、いろいろな思い出がある。いい瞬発力があった。引退後、種牡馬として日本だけでなく海外でも頑張って長い間お疲れさまでした。