【みやこS】7歳の今が旬!クリンチャー坂路自己ベスト 宮本師も笑み「凄い時計。まだまだ若い」
2021年11月04日 05:30
競馬
芝からダートに切り替えて以降、11戦のうち9戦で馬券圏内に好走している堅実ぶり。ダート7戦目だった昨年のみやこSは好位追走から直線、早め先頭に立つと2着ヒストリーメイカーに3馬身差をつけ、18年京都記念以来となる2度目の重賞制覇を飾った。
「自在性があるので、どのコースにも対応できるけど、阪神は成績を見ても分かるように相性がいい。舞台は文句なし」
今年は持ち前のスタミナ、自在性を生かした立ち回りで2月佐賀記念、3月名古屋大賞典と地方重賞を連勝。テーオーケインズ、オメガパフュームなど強敵ぞろいだった前走・帝王賞は6番人気ながら、最後までしぶとく食い下がって3着と健闘した。指揮官は「あの相手によく頑張った。7歳にして充実期に入った感じ。下半期の最大目標は東京大賞典(12月29日、大井)。まずはキッチリ結果を出したい」と力を込める。
武豊とのコンビ結成は18年凱旋門賞17着以来3年ぶりとなる。「この馬をよく知っているジョッキーですから。乗り方はお任せです」と宮本師。万全の態勢は整った。名手とのコンビ復活で連覇を狙って行く。